2月20日は非常に暖かく、遠藤地区も24度くらいまで気温が上がり、少々暑いくらいでした。しかし週末は雪の予報も出て、たった一日暖かいだけなのに、一斉にヒキガエルたちが目を覚まして産卵準備を始めました。
朝から一斉に移動をはじめ、みんな池を目指して進みます。カエルのお見合いパーティーとも言うべきでしょうか。朝から池の橋の下に20匹ほどが集結しており、苦手な方は卒倒ものの光景だったかもしれません。
アズマヒキガエルという種類ですが、よく見るアマガエル等と違ってあまり飛び跳ねず、のそのそと歩いて移動します。基本的に地上で生活するタイプで、水に積極的に入りたがるのは産卵シーズンとオタマジャクシ時代だけなのだとか。
21日現在は気温が朝から10度程度しかなく、カエルたちはどうなったのだろうと心配しておりましたが、水草や土にもぐりこんで上手に体温調節をしているようです。元気な個体は朝から鳴き声を響かせていました。
産卵シーズンが終わるまでもう少しこの光景が続くと思われますが、どうか追い払ったり捕まえたりせずに、温かく見守ってくださるようお願いいたします。
※なお、ヒキガエルは強い毒がありますので、絶対に連れ帰らないようにお願いいたします。